エレガントなイドリアのレース


 

お土産に重いものは考えてしまう。荷物になるのはいやだ。。

そういう方におすすめなのはスロベニアのボビンレースです。このレースはスロベニアの大事な文化遺産の一つで、長い歴史があります。名前にもなっているイドリアのレース(Idrijska Čipka)というのは世界遺産にも登録されている水銀鉱山があるイドリアという街が発症の地であることから名付けられました。

 


|歴史


 

17世紀の終わり頃、イドリアにあった水銀鉱山の仕事が減っていた頃にレースづくりが始まりました。1875年、フランツ・ラパニイェさんがレースの会社やお店を立てて成功を収めます。レースはヨーロッパ、アメリカにも販売されました。翌年、イヴァンカ・フェリャンチッチさんが大人や子供さん、趣味としてまたは専門職としてレースづくりを学べる学校を設立し、その学校は今現在も続いています。

 

レース産業は第一次世界大戦でオーストリア・ハンガリー帝国が滅びるまでは成功を収めました。戦争後、イドリアはイタリア領になり、ドイツのマーケットで売り上げを納めてきたのですが、新たな市場開拓に苦労したようです。間もなく第二次世界大戦が始まりますが、追い討ちをかけるようにレース産業は衰退し、学校の職員も職を失うことになったそうです。

 


|現在のイドリアレース


 

スロベニアの大切な文化遺産として、その技術はレース学校で受け継がれていてお土産用に販売している方がとても多いです。テーブルや花瓶などの下に敷く、伝統的なデザインのものや、クリスマスオーナメント、ピアス、ネックレスなどのアクセサリー、スカーフの一部の装飾として利用されるなど、実生活でも利用できるものが販売されています。

 


 

レースはとてもエレガントで繊細な雰囲気を出してくれますし、本当につけている感じがしないほど軽い!フォーマルな場にもしっかりつけていける商品だと思います。

 

なお実際お店で売っている商品はプロだという認定証を持っている方が作成しているという保証済みです。スロベニアで正式にこのライセンスを持っている人でないと販売できないという決まりがあります。偽物などは売っていませんので安心してください。

 

 

中には純粋に趣味として楽しんでいる方もいますし、習い事の一つとしてレース学校に通っているお子さんもいます。スロベニア全部でなんと約400人の学生がレースづくりを習っているそうです。

 

ボビンレースを編む時の道具。型紙に沿って6つの棒を操ります。まるで魔女のようです!
ボビンレースを編む時の道具。型紙に沿って6つの棒を操ります。まるで魔女のようです!
実際に作っている様子を見せてくれました。(イドリアのお店です)
実際に作っている様子を見せてくれました。(イドリアのお店です)

 

ぜひスロベニアのお土産として検討してみてくださいね。